機器内蔵用バッテリー(予備電源)のリニューアル
ご使用の消防用設備の自動火災報知設備の受信機、防火戸・防火シャッター等の防排煙設備制御用の連動制御盤、誘導灯、非常用照明器具など様々な機器の予備電源として用いられているバッテリーには寿命があります。弊社では長年の実績を基に以下の年数での交換をご提案させて頂いております。

バッテリーの交換推奨時期
各メーカーの特性を基に、一般社団法人日本火災報知機工業会や一般社団法人日本照明工業会では各々にバッテリーの交換時期の目安を定めその時期を交換推奨時期としています。

バッテリーの寿命特性

■花井防災工業が考える交換期限
弊社では、長年の点検結果の実例を検証し 7年 という期限を定める事と致しました。
長年の実績の検証から特性通りの4年から5年で容量低下が現れることは少なく、7年目以降での劣化が顕著に現れてきています。5年目以降での急激な劣化は定期的な点検では発見が難しく、次回点検時に交換を計画していてもそれまでに警報が出てしまうことがあります。

弊社管理物件様におきまして、以下のような事例があります。
点検時8年目の受信機バッテリーで点検時には正常値を確認し、寿命が来ているとお伝えし次回点検時に交換をして頂くという事で点検を終えました。その後2か月ほどでバッテリー異常の警報が出たとお客様から連絡を頂きました。点検時から数か月で電圧が10V以上低下していました。バッテリーでの規定動作はしませんでした。
適正な維持管理のために
設備の予防保全・適正な維持管理のために消防用設備ついて

機器本体にも寿命はありますので定期的な交換が必要になります。
お客様に合った最適な交換計画をご提案させて頂きますのでお気軽にご相談ください。